図書館に展示してある伝統工芸展示品に関する説明です。

[黄緑色の四角のマーク]  伝 統 工 芸 品 ・ 試 作 品 

 図書館のエントランスホールに展示してある「工芸・工業技術参考品」は、昭和46年に工業技術院製品科学研究所から本大学校に無償譲渡されたものです。

 製品科学研究所の前身である商工省産業工芸試験所は工芸産業と工芸品の輸出振興を目的に昭和3年仙台市に設立され、調査研究のため全国から優れた伝統工芸品を収集し、商品見本の試作品を作製しました。同指導所はその後数度にわたり組織や名称が変わり、東北工業試験所となりましたが、この間30数年にわたりこれらの活動が継続されました。

 昭和44年に工業技術院の組織再編があり、同試験所の業務は新たに設立された製品科学研究所へ移管されましたが、伝統工芸品と商品見本の試作品はその役目を果たしたことにより、本大学校の設立目的に沿うとして譲渡されました。

 図書館に展示している「伝統工芸品」と「商品見本試作品」は、漆工を中心に木工・金工・陶工・竹工の5分野にわたり、その数100点余あります。いずれも卓越した技能と技術によってつくられ、創造性・機能性・造形性に富み、製品価値が高い貴重なものです。

 なお、昭和52年4月に国立科学博物館からの要請により、展示のために漆工品11点を貸出し、以後同博物館に寄託展示されています。このほか、公立美術館や博物館の展示会にもしばしば貸出しを行っています。

[飾り塗桐箱]
飾り塗桐箱
 

[変塗櫃]
変 塗 櫃